天城のわさび
良いわさびが育つ条件は、森林が多く、気温の変化は穏やかで、水温が夏は冷たく冬は暖かく感じられる13℃~15℃前後が適し、アマゴやヤマメが棲むぐらい澄んだ豊富な水量が必要だと言われています。
しもやまのわさびは、伊豆の天城の冬暖かく、夏涼しいという恵まれた気候の中、伊豆天城山系 柿木川の支流「奥山川」の源流から湧き出る岩清水を利用して、段々畑式に続いている畳石式のわさび田で栽培しています。
わさび田の土は、下から「石」・「砂利」・「砂」の三層からなり、水は砂の表面を流れながら、土中の層を通り、水抜き穴からも下段の田へ流れ出るようになっており、わさびは、たっぷりの水中酸素を得て元気に育ちます。